【プロ講師オススメ】カルトナージュ基本の道具と材料ガイド①
「わあ、素敵!」
思わずそんな声が出してしまいそうな、
美しい布で飾られた箱や小物たち。
これらはすべて、「カルトナージュ」というハンドクラフトで作られているんです。
新年度スタートの慌ただしさが落ち着いてきた今日のこの頃。
きっと新しいことを始めたいな、と思っている方も多いかと思うので、改めてカルトナージュについてご紹介したいと思います。
カルトナージュとは、厚紙(カルトン)を組み立て、お気に入りの布や紙を貼り付けて作るフランス生まれの工芸です。
実用的な収納用品から、お部屋を彩るインテリアアイテムまで、いろんな作品を生み出すことができるんですよ^^
掲載している画像は、全てカルトナージュ作品。
こんなに素敵なアイテムが、手作りで作れちゃうんです!
「でも、なんだか難しそう…」
そう思った方もいるかもしれませんね。
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でも、大丈夫!
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だって、カルトナージュには、特別な才能も道具もまったく必要がないから♪
カルトナージュは、ベーシックな道具と材料、そして少しの時間さえあれば、誰でも気軽に始めることができるんです♡
カルトナージュの世界への最初のステップとして、今日は最小限必要な基本の道具と材料を
写真付きで分かりやすくご紹介します^^
これを読めば、
「私もカルトナージュに挑戦して、自分だけの素敵な作品を作ってみたい!」
と思えるはずですよ。
早速、一緒にカルトナージュの扉を開けていきましょう♪
カルトナージュ基本の道具たち
【厚紙(カルトン)】
カルトナージュ作品の土台となる紙類をカルトンと呼びます。
一般的に使われるの厚紙は、
●白ボール紙(下の画像:左)と呼ばれる厚紙で、両面が白色の板紙。
●チップボール紙(下の画像:中央)と呼ばれる古紙を原料とした、灰色の板紙。
日本ではこの2つが一般的に使われているかなと思います。
カルトナージュに使用する厚紙の厚みは、1㎜~3㎜と様々。
作る作品によって厚みを使い分けて作りますよ。
一般的な作品作りには2㎜が多く、私自身は自分の作品作りやレッスンも白ボール紙を使用しています。
【ケント紙(下の画像:右)】
こちらは厚紙と呼ばれるほど厚みはなく、画用紙程度の厚みで、カレンダーやハガキのような表面がサラッとした質感のものが一般的です。
装飾の仕上げやデザイン制作の際に使います。
【カッター】
カッターは厚紙をカットしたり、デザインを作ったりする際に使う道具です。
「カッターならどれでもいいの?」
と思われるかもしれませんが、厚紙をカットする際とデザインを制作する際には、使い分けした方がオススメです!
カッターの刃にも実は色々な種類があり、それぞれに適したものを使うことで、より作業しやすくなり仕上がりも違うからです。
私が長年使用していて、オススメしたいのは以下の2つ。
●オルファのリミテッドAL(下の画像の中央)
とにかく、しっくりと手に馴染むラバー付きのグリップが女性の手にもフィットしてとってもいい!
しかも、ワンタッチでロックできるオートロック式なので、厚紙をカットする際にも刃がズレず安心なんです^^
それに、特専黒刃と言われる特殊刃が、通常の刃よりも研磨角度が鋭くなっていて、良い切れ味抜群です!
下の画像右も同じく、オルファのリミテッドシリーズの
●リミテッドNL
先ほどのALと使用はほぼ同じですが、刃先までしっかり固定できるネジロック式になっています。
オートロックだと心配だから自分で締めたいという方は、コチラがオススメです!
使い勝手は、どちらも切れ味抜群ですが、私はズボラなので、一回一回ネジを締めるのは面倒と思ってしまうタイプなので、オートロックが私には合ってるな(笑)
この辺りは好みで選んで欲しいです^^
ちなみに写真の一番左は、一般的なカッターです。
太さや大きさが分かるように参考程度に置いていますが、デザイン制作の際にこちらも使っています。
【定規】
カルトナージュで使用する定規は一般的なプラスチック定規の他に、金属製をご用意するのがおすすめです!
理由は、紙をカットする際にカッターの刃で本体が削られることがなく正確にカットできるからです。
また、裏面に滑り止めが付いているタイプが絶対にオススメです。
安全に正確にカットすることが大事なので、最初にご用意してほしい道具だと思っています。
たまに、「おすすめの定規の長さは?」とご質問を受けることがありますが、これからご用意するのなら、30㎝、45㎝の2種があるといいかなと思います。
あまり長すぎても使いづらいので、私の経験上、教室で使用していても45㎝あれば充分かなと思います。
その他、直角定規や物差しもあると便利ですよ。
今回の投稿はオススメも含めてご紹介したため、記事が長くなってしまったので
後半戦を次回の投稿でお届けします!
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